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髙山産業(株) 土木部 三奈木 亮汰さん

画像:三奈木 亮汰さん

仕事とは『支えること』

 「僕にとって仕事とは『支えること』だと思うんです」と真剣な眼差しで語る三奈木さん。入社2年目、自分にとっての働く意義が最近になって見えてきたという。「例えば今、自分が舗装工事を行っている道路は地域の皆さんの生活を支えています。会社ではたくさんの方々が僕を支えてくれていますし、それと同時に社員一人ひとりの働きが会社を支えています。また、自分が働くことで家族や大切な人を支えることもできます」と仕事への思いを述べる。

 昨年4月に髙山産業に入社した三奈木さん。文系出身で現職に至るまで建設業とは縁もゆかりもなかったが、学生時代フィールドホッケーに打ち込んでいたこともあり、優れた体力と話し好きな性格ですぐに会社に馴染むことができたそうだ。「現場で働いている幅広い世代の方とコミュニケーションをとりながら仕事をすることができて楽しいです」と笑顔を見せる。

 三奈木さんは現在、道路舗装工事の現場監督を務めている。これまでは先輩の指示に従って作業に取り組んでいたが、今回は自分が指示を出しチームをまとめながら工事を進めなければならない。「何から始めればいいんだろう、どんな準備をすればいいんだろうと悩むこともありますが、そんな時はすぐに上司や先輩に相談するように心がけています。わからないことを悩み続けても意味がありませんし、聞いたことをしっかりと身に付ければ自分の成長にもつながります」と持ち前のポジティブさで不安をはね除ける。

 今後の目標は、自分ができることを増やし一人でも自信をもって工事を進められるようになること。先輩とのやり取りの中で自分の考えが行き届いていなかったことに気づかされ、視点の差を痛感することもあるという。「今は先輩方が時間を割いて自分を手伝ってくれています。早く一人で現場を回せるようになって、今度は自分が皆さんを支える側になりたいです」と意気込んだ。

【みなぎ・りょうた】

聖泉大学人間心理学科を2023年3月に卒業し、同年4月に髙山産業に入社、土木部に配属。座右の銘は「何とかなる」。特技はフィールドホッケーで、県内の社会人チームに所属しているほか、大学時代はホッケー日本リーグ(HJL)のチーム「ブルースティックス滋賀」でプレイしていたほどの実力者。好きな食べ物は和菓子全般で、堅めの煎餅が最近のマイブーム。
家族は両親と姉と弟の5人家族。01年2月生まれ、23歳。防府市出身。

中建日報 2024/6/24