建設業界若者インタビュー

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大和建設(株)藤本 美穂さん

 福祉関係の仕事をしていた藤本美穂さん。学校で学んだ建築の仕事がしたい、施主さんの笑顔が見たいという思いから、大和建設(山口市、新谷博光社長)の門を叩いた。今年の2級建築士試験に合格、新たな目標に向かって歩み出した藤本さんに建設業(建築)への思いを聞いた。

建設業に入るきっかけは

 学校を卒業して、約4年間福祉関係の仕事に携わっていましたが、昔から外に出て何かすることが好きなアウトドア派的な面もありましたので、せっかく学んだ建築の知識を活かしてみたいという思いが強くなって、建築の世界に飛び込みました。それと今振り返りますと、幼い頃、実家の裏山で祖父母が木を切り出して、その木で遊んでいたことで、幼いながらも木に関する仕事(建築)がしたいという思いが芽生えていたのかもしれませんね(笑)。

実際に建設業に入ってギャップとか感じましたか

 あまり感じませんでした。うちの会社は、私が初めての女性技術者ということもあって、かえって先輩(男性)たちに気を遣っていただき恐縮しているところです。学校で建築を勉強したといっても4年が過ぎていましたから入社当初は、素人と同じです。それでもすぐに会社の一員として温かく迎え入れてもらいました。最初は、書類整理や現場に出て、先輩たちが行う工程管理、安全管理、職人さんとのミーティングの補助的な業務を行い、建物が完成するまでの流れを勉強しました。

今の業務は

 山口市内の保育園新築現場に携わっています。木造平屋建て約900平方メートルの結構大きな物件です。この工事現場には整地、基礎づくりの初期から参加させていただいていますので、来年3月の完成を見届ければ、きっと自信につながり、私の財産になると思っています。

建物づくりの喜びは

 完成して引き渡す時です。何もないところから建物が出来上がり、施主さんに感謝されること。そして自分自身も円滑に仕事が進められ、施主さんとともに完成した喜びを共有できることです。今造っている保育園も施主さんに感謝され、園児が遊び、学んでいる姿を想像すると、今からワクワクします。

目標・夢は

 2級建築士に合格しましたが、私はアウトドア派なので、次なる目標は1級建築施工管理技士に合格することです。そして、大規模な工事現場の第一線で活躍することです。

女性の建設業界の活躍については

 建設業は3Kと言われ嫌われていますが、職場環境は男性も女性も同じ。女性に限って言えば、出産・子育ての支援・応援制度の充実、現場のトイレなど女性を受け入れられるやさしい環境づくりも大切です。ものづくりの喜び、達成感が強く感じられるのは建設業だと思います。さらなるプラスアルファの環境があれば、もっと女性の活躍の場は拡がると思います。

プロフィール

 2012年3月萩商工高校建設工学科(建築コース)卒業、同年4月から福祉関係の仕事に就く。16年7月大和建設に入社、現在に至る。好きな言葉は「持ちつ持たれつ」。趣味はドライブ、散策。外へ出ることが好きで、これがストレス解消につながり、明日へのリフレッシュに役立つと言う。家族は祖母、両親、兄、8歳のオス猫ちゃん1匹。1993年12月11日生まれ。萩市出身。

中建日報 2021/12/24