建設業界若者インタビュー

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(株)技工団 生産本部建築部 久保田百香さん

 土木・建築の設計・施工・維持管理、石灰石採掘などを手掛ける総合建設業・技工団(山口市、作間悦次代表取締役社長)に今年4月、女性建築技術者が入社した。大学で建築を学び、主に「まちづくり」について研究したという久保田さんに建設業に入るきっかけや今後の目標などを聞いた。

画像:久保田百香さん

建設業に入るきっかけは

 住んでいる山口に残って、何でもいいから目標を持って活躍したいと思っていました。最初は「ものづくり」が好きという漠然としたものでしたが、大学で建築を学んでいくうち、形に遺して地元に貢献したいという思いが次第に強くなりました。また、子供の頃、よく災害が起こり、報道で橋や道路、建築物が崩れているのを見て、子供ながらに強固な「ものづくり」が人の生活に役立つことを見聞きして、「ものづくり」がしたいという意志が固まったことも建設業に入る大きなきっかけになったと思います。

実際に建設業に入って、どう感じましたか

 すぐに会社の一員として温かく迎え入れてもらいました。まだ、社内研修中なので、実際の現場での仕事はまだ分かりませんが、会社には活気があり、皆さんが生き生きしているなと感じました。女性だからというハンディも感じていません。先輩たちから丁寧に指導を受けるなかで「がんばろう」という新たな闘志が湧いてきました。

今の業務は

 会社には「5年プログラム」という教育プログラムがあり、入社後、約6カ月間は社内研修。最初の3カ月は、会社の基本理念、社内規程、円滑に仕事を進めるためになくてはならない心得や言葉遣い、身だしなみ、報連相、PDCAなどのビジネススキルを教えていただきました。次の3カ月は、現場のマネジメントなど施工管理基礎研修や業務要領の教育を受けます。新卒同期で建築部に男性2人も入社しており、今、お互いに切磋琢磨しているところです。6カ月の社内研修後は、現場に出て施工管理のノウハウを汗をかきながら学び、みっちりと鍛えられそうです。この5年間でしっかりと技術を習得することで、様々なお客さまのニーズに応えられ「お役に立てる」建築技術者になれると思っています。

目標は

 今のところ資格取得目標は1級建築士と1級建築施工管理技士で、今年は2級建築士、2級建築施工管理技士に挑戦します。少し遠道かもしれませんが、資格を通して、現場を通じてからこそ、真の建築技術者になるための近道だと考えています。資格と実務の両方を備えた建築の施工管理者になることが目標です。

プロフィール

 2022年3月山口大学工学部感性デザイン工学科卒業、同年4月技工団入社、生産本部建築部に配属。好きな言葉は聖書にでてくる「わたしの目には、あなたは高価で尊い」。趣味は舞台鑑賞全般。今はミュージカル鑑賞に興味があり、コロナが収まったら宝塚に行ってみたい。家族は両親と兄。1999年3月20日生まれ。山口市在住。熊本生まれの山口育ち。

中建日報 2022/7/25