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ゆとり協のこれまでの活動と今後の展開が、中建日報の令和2年7月22日号に掲載いただきました。

2020年07月22日

  • お知らせ

お知らせ内容

「山口県ゆとりある住生活推進協議会 松田悦治会長に聞く」掲載内容

(中建日報の令和2年7月22日号掲載)

ゆとり協のこれまでの事業展開とその効果は・・・

ゆとり協のメイン事業として、毎年テーマを決めて住宅・住環境に関わる情報を提供する「住宅フェア」を開催していた。このフェアでは、住まいの工夫・知恵や50を超える企業や団体による各種工法の住宅、設備機器、各種建築資材、エクステリア、住宅・不動産情報、リフォーム、防犯・防災機器、省エネ機器などの展示や、親子木工教室、親子ぬり絵教室などのイベントを行い、多くの家族連れに来場していただいた。また、住生活・住宅融資等相談コーナーを設け、住まいや住宅融資に関する様々な相談対応をきめ細やかに行ってきた。この「住宅フェア」は2015年の開催をもって休止となったが、それまでの26回の開催を通じて、県民の住環境に対する意識は向上し、十分効果はあったと思う。

 その他、その都度の住宅の課題に対応した講習会や研修会などを開催している。具体的には、長期優良住宅の立ち上げ期における工務店向け研修会、悪質リフォーム対策のための県民向けセミナー、日本の住文化の良さを発見するセミナー(和のすまい)、省エネ講習会の開催や、近年増加している空き家対策として、空き家相談マニュアルの作成などを国の補助事業を活用して実施した。

今後の事業展開と課題は・・・

 時代とともに情報化が進み、県民も住宅に関する情報が容易に手に入るようになった。また、住宅メーカーや設備メーカーなど住宅に関連する企業の県民への情報提供力が向上したことなどから、来場形式による住情報の発信(住宅フェア)の限界を感じていた。

このため、2017年に電子版として開設した「ハウスポ!やまぐち」を県民に住環境の情報を提供する手段としてゆとり協の重要な取り組みの1つに掲げている。「ハウスポ!やまぐち」については、サイトの出展者の確保とサイトと連動した県民参加型事業及び住宅関連企業が行う情報と共有を今以上に充実させるために、現在サイトの大幅なリニューアルを行うこととしている。

リニューアル後のサイトでは、住宅・建築業への若手の入職を促進するためのリレーメッセージ、住宅の新築やリフォームに係る、国・県の補助制度活用の方法を紹介することなどを考えている。

また、「ハウスポ!やまぐち」以外の事業としては、引き続きリフォーム講習会や省エネ講習会等を実施するとともに、住宅・建築業界が直面する若手の入職促進や、増加する空き家対策などの課題に対応するために、ゆとり協内に設置した各委員会において、方策の検討などを行っていくこととしている。

今後も、県や住宅に関連する団体などとともに、住宅・建設業の発展に寄与していきたいと考えており、住生活の向上に資する気軽な相談窓口として、「ハウスポ!やまぐち」をご活用いただき、ゆとり協及び会員の活動を活性化してさらなる県民の皆様の住生活の質の向上につなげたい。


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